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木村 晴行; 藤井 常幸; 三枝 幹雄; 森山 伸一; 佐藤 正泰; 根本 正博; 近藤 貴; 濱松 清隆
Fusion Engineering and Design, 26, p.95 - 102, 1995/00
被引用回数:10 パーセンタイル:69.24(Nuclear Science & Technology)アンテナとプラズマとの良好な結合特性が確認され、8MWの入射に必要な4のアンテナ結合抵抗を得るのに要するセパラトリックス-アンテナ間距離は逆相モードの場合約13cm、同相モードの場合は33cmを越える。Hモード遷移時の結合抵抗の減少も穏やかであり、後者の場合でも約30%である。少数イオン第2高調波加熱による鋸歯状振動の安定化は広いパラメータ領域について得られることが確認され、且つ他装置に於ける基本波共鳴加熱に比べて効率が約50%高い。安定化時間の最大値は2.33秒に達し、安定化時間は磁気拡散時間に比例することが確かめられた。低q放電に於いて巨大鋸歯状振動クラッシュ後にエネルギー閉じ込め時間が過渡的ではあるが約25%改善されるという新しい現象が発見された。
木村 晴行; 三枝 幹雄; 森山 伸一; 近藤 貴; 閨谷 譲; 小関 隆久; 西谷 健夫; 草間 義紀; 藤井 常幸; 佐藤 正泰; et al.
Physics Letters A, 199, p.86 - 92, 1995/00
被引用回数:38 パーセンタイル:81.36(Physics, Multidisciplinary)第2高調波ICRF加熱中に観測される高調波MHDモードはICRF加熱によって生成される数MeVの水素によって励起されるトロイダルアルベン固有モード(TAEモード)であることが同定される。数MeVの水素とTAEモードとの間の明瞭な相関が見られる。TAEモードの振幅はトロイダルモード数の10以上までの増加とともに指数関数的に増大する。この傾向は現在のTAE安定性の局所理論では説明できない。巨大鋸歯状振動崩壊後のTAEモードの長い抑制は鋸歯状引導崩壊による高速イオンの損失とq-分布の時間発展により説明できる。
木村 晴行; 藤井 常幸; 三枝 幹雄; 森山 伸一; 濱松 清隆; 飛田 健次; 根本 正博; 草間 義紀; 佐藤 正泰; 山極 満
核融合研究, 65(SPECIAL ISSUE), p.133 - 161, 1991/03
JT-60において、これまでに行われたICRF実験の主要結果をまとめたものである。JT-60ICRF実験は、他の大型装置でのICRF加熱とは異なる第2次共鳴及び第3次共鳴ICRF加熱を行なった。その結果、これらの高次共鳴ICRF加熱が、大型装置で大いに有効であることを示した。特に、少数イオン第2次共鳴の加熱効率は極めて高く、次のJT-60Uでの有力な加熱として適用できることを実証した。さらに、ICRF加熱による巨大鋸歯状振動や高エネルギーイオンの選択加熱(ビーム加速)等によりエネルギー閉込めが改善されることを明らかにした。一方、ICRF加熱装置の工学的な研究にも関連する結合特性、放射損失、パラメトリック不安定性等についての知見を得た。これより、アンテナ電流の位相制御が重要であることを明らかにした。